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  万年筆  
       
   

この連載も始めてから1年になります。早い物です。このまま、長期連載になるように頑張って行きたいと思いますので、応援の程宜しくお願い致します。 今回は万年筆についてお話したいと思います。万年筆と時計、どう関係があるのかと疑問に思われる方も在るかと思いますが、在るのです。全ての方がそうとは言い切れませんがかなり在ります。時計の好きな方はペンも好きです。カメラが好きです。車が好きです。ライターが好きです。お酒が好きです。なぜなら私がそうだからです。これはちょっと言い過ぎかもしれませんが。他にも色々あります。ナイフとかお皿、人形、絵画。うまく言えませんが好きな方はよく理解していただけるかと思います。好きな物は好きだし、好きだから欲しいのです。 今回この話にしたのは、よく買う本に万年筆の特集があったからです。その中に開高健の名前を目にしたからです。小説家としても有名な方です。氏は知る人は知る元サントリーの社員です。トリスを世に知らしめた方です。小説家としても有名な方です。私としては釣りに関しての本ぐらいしか読んだことがないのですが、すごく心に残っていることがあったのでこの話にしました。まだ私が子供の頃、氏のエッセイを読みました。この中にフェラーリの話がありました。話の中に氏の友人がフェラーリを買ったが、雨の日に乗りましたら雨漏りがしたそうです。それをディーラーにクレームをつけたところ、「イタリアでは雨があまり降りません。雨の日にはロールスロイスでもお乗り頂ければ」と返事がきたそうです。当時スーパーカーブームでしたので幼心にも幾ら位するものなのか知ってはいましたが、その言葉の意味は分かりませんでした。この仕事に就きそれを覚えていた私はフェラーリに乗られている当社のお客様にお聞きしたところ、雨の日は雨漏りがするそうです。信じられませんでした。それで雨の日にはディーラーが同じロールスロイスを勧めたという訳です。スゴイことですよね。 万年筆の話に戻りますとよく有名作家は、モンブランの万年筆を使用していると言われています。それも「149」を。でも実際はほとんどの方は「146」を使用しているのです。氏もそうです。ちなみに私はルマン100を使用しています。 私が現在この仕事をしているルーツが万年筆にあります。残念なことに社長は覚えていませんでしたが、私が横綱を2人も出した事で有名な高校の2年の冬、パーカーの万年筆を2本買いました。それからこうゆう物が好きになり、買い物に来ているうちに社員になっていました。人生って解かりません。ほんと。 時計の話も一つしておきます。ブッフェラーの時計を知っていますか?スイス本国における ROLEX や PATEK の正規販売店です。そこのオリジナルの時計です。当社ではそれを一押ししています。素晴らしい時計です。詳細は現在発売中のウォッチセンサー  Vol. 4をご覧下さい。宜しくお願いします。 次回もお楽しみに。

 

 
         

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